ヘナ&インディゴで染まる色、バリエーションを公開
こんにちは。
大阪・吹田市千里山のヘナ専門店Maifマイフの記事をご覧くださりありがとうございます。
今日はヘナとインディゴで染まる、色のバリエーションを一挙ご紹介します。
実は当店のお客様、お友達に
「髪色がステキ」
「なんていう色?」
「ヘナでそんな風に染まるなら興味あるかも」
と言われることが多々あるようなんです。
まだまだヘナ染めといえば【オレンジだけ】のイメージが強いので、ぜひこの機会に知って頂けたら幸いです。
色は選べません
施術例をご紹介する前にお伝えしないといけないことがあります。
色んなカラーバリエーションがこの後登場しますが、
『なりたい色になれるわけじゃない』んです。

ここがヘアカラーと大きく違うところで、自然の植物を使って染めるのでコントロールできるわけではなく、あくまで「こんな感じに染まることもあります」という内容になります。
もし色の種類が豊富で、希望通りに染まるものがあったならそれは薬品の混ざった“ケミカルヘナ“の可能性が高いです。
黒っぽくなるケミカルヘナは絶対に避けた方がいいですが、色んな色になるヘナはマニキュアのような原理だと思っていただくといいでしょう。
ただ当店では天然しか使いませんので「植物で染めるって面白そう、私はどんな色になるかなぁ」
そんな感覚の方にはピッタリなので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
気づいたら髪質や頭皮までキレイになっていますので。
ピンクベージュ系

早速ですが、この色味になれる方はかなり少ないです、、、
そして、初めからこんな色になるわけではありません。
ピンクベージュ系になる方の傾向
- 白髪量が多め
- 細い
- コシが無い
こんなタイプの方が多い印象。
また、はじめは定番のブラウン(ヘナ:インディゴ40%:60%)で皆さんヘナデビューされています。
途中から、ターメリックをブレンドしていくことでこの様な色味になっていく。という流れです。
では「ブレンドを変えていくタイミングは?」というと、退色時の色が紫っぽくなってきたぐらいがベスト。※紫っぽく退色する要素は後ほど話します。

ここまででお気づきでしょうか?
❶前提の髪質や白髪量が結果を左右します
❷どう色落ちするタイプか?にも左右される
そして更に、ターメリックをブレンドしたヘナを塗った
❸色の付き方、染まり方も人それぞれ
なので、冒頭でもお話ししたように『どんな色になるかなぁ~』という気持ちでお楽しみくださいね。
ブルー系
次はこちら。


この様に、白髪を青系に染めることもできます。
これは殆どの方が再現可能です。
作り方としては、ヘナよりもインディゴ多く混ぜればこのようになります。
『藍染め』と言えばわかりやすいですね。
現代において、衣類などのインディゴ染めというと化学染料が多用されていますが、当店では天然100%のインド産と国産のインディゴ(藍アイ)しか使っておりませんのでご安心を。

混ぜる割合としてはインディゴだけで染めてもいいですし、インディゴ:ヘナ(5:1)や(4:1)でも結構ブルーになる方も居らっしゃいます。
ヘナを増やせば増やすほどブラウンになっていくので、ブルーが好きな方はまずインディゴだけで染めてみてもいいのではないしょうか。
ただインディゴはヘナより染まりにくく取れやすいので、定期的に重ね染めしていく事が大切です。
またインド産はマメ科になので大豆アレルギーなどがある方は使えません。
その場合はヘナだけで染めるか国産のタデ科インディゴ限定にはなります。
これらの方がアレルギーリスクは低い傾向にあります。
オリーブベージュ系



この色味は人気の高い色の1つ。
ちょっと緑がかった柔らかいブラウン。
この色味の特徴として、あまり長くもちません。
???
すぐ色落ちして白髪が浮いてくる、というわけではなく『オリーブ感、カーキ感』が長続きしないということです。
3〜4日で普通のブラウンになっていきます。
実際、染めているのは定番のブラウン(ヘナ:インディゴ40%:60%)なんです。
ただこんな風に染まる人の特徴として、定番のブラウンで染めていてもベージュ寄りの柔らかいブラウンに仕上がる傾向にあります。
染めたては緑っぽく発色し、そこから徐々にブラウンへと変化してくのがインディゴという植物の特徴。
人によっては染めたての“緑っぽさ“が、濃く出る方々がいらっしゃるので、オーリブベージュ系と名付けました。
染めたてしか味わえない繊細で貴重なハーブの色ですね。
紫系ダークブラウン




続いては、最初の【ピンクベージュ系】の時にもチラッと出てきましたが、紫っぽくなっていくパターン。
こちら使用しているのは、またもや定番のブラウン(ヘナ:インディゴ40%:60%)なんです。
通常インディゴはスムーズに発色すると青色になっていきます。そして一緒に混ぜているヘナのオレンジ色と混ざることでブラウンになる。
ですがこのインディゴの発色の途中でブルーではなく紫っぽく変化していくパターンもあるのです。
原因としてわかっているのは、
・アイロンやブロー、熱の影響をよく受けている。(くせ毛の人に多い)
・使っているシャンプーやトリートメントなどヘアケア類のph(酸性とかアルカリ性の値)
・水質(温泉など入って来られるといつもと違う時がある)
・飲み薬の種類が変わった(医師ではないのであくまで経験則)
・体質・毛質
などが挙げられます。
紫が苦手な場合はターメリックを混ぜたり、毛先だけ違うブレンドを塗り分けたりとやり方は色々あります。
ただ自分だけの色なので、受け入れて楽しめる気持ちが無理なく続ける秘訣かなと感じております。
因みにこちらのお写真の方々は色味を気にいって下さっているので、特に変えずに早いペース(3週)で重ねて暗めに仕上げています。
インディゴの特徴で色が落ち切る前に重ねて染めていくと、かなり黒っぽい色に近づける事も可能なんですよ。
逆に白髪の伸びが気にならないなら、染める間隔を長めにすることで淡い紫系のカラーができるかもしれません。
オレンジブラウン系



※写真は全て染めた当日ですが、2〜3日でもう少しオレンジ感は落ち着きます。
レシピは『ヘナのオレンジが60%、インディゴが40%』です。※定番ブラウンとは逆の割合。
この色もほとんどの人が再現可能です。
というものインディゴと違いヘナは色の発色、定着が安定しています。
なのでヘナが多い場合は大体皆さん近い仕上がりを保証できます。
髪や頭皮にとってより良いものを!と考える方にとってはヘナだけで染めたいのですが鮮やかすぎるオレンジは抵抗が、、、
そんな方にもピッタリですし、明るめ希望の方にもおすすめの色となっています。
白髪が全体に均一に生えていたり、内側に部分的に生えている方が染めると完全にハイライトカラーです。
※ インディゴが悪いわけではありません。同じような効果効能がありますがヘナの方がより高いといった意味です。
定番ブラウン



ブラウン3回でここまで
そして何度も出てきました定番のブラウン。(ヘナ:インディゴ40%:60%)
当店では半数のお客様がこの染め方です。
またヘナデビューする方にはこのブラウンか、オレンジの二択で始めてもらうことが多いです。
(1番失敗がなく、ヘナ染めを理解しやすいため)
おそらく従来のヘアカラーよりも柔らかく自然な染まり具合ではないでしょうか?
ヘナ染めは白髪にしか色がつかず、黒い毛はそのまま。
なので自分自身の白髪に合わせてデザインされ、また髪質によってベージュっぽくなったり紫感が出たりと様々。
そして染めるペースによってもその色や濃さは変化していきます。
Point 白髪染めとして満足いくレベルを保つには、これまでより早めのペースで染めるのがおすすめ。
早く染めても髪や頭皮ヘの薬剤負担はゼロですし、むしろ元気になっていくので『気になったらすぐ染めれるカラー』として捉えてもらうと、今だけじゃなく未来の美しさにつながっていきますよ。
濃いブラウン系



最後は色ではなく“濃さ“にこだわる方向けの染め方です。
これまでのヘナ染めの写真よりもヘアカラーみたいな染まり方をしていると思いますが、これは2度染めという方法です。
ヘナとインディゴを混ぜて塗っていたのがこれまでの1度染め。
より濃くしっかり染めるため、ヘナとインディゴ単体をそれぞれ2回に分けて塗ったのがこの2度染めです。
時間とコストはかかりますが一定数、好まれる方もいるのではないでしょうか?
1度染めだと物足りない、と感じる方はぜひお試しください。
まとめ
いかがでしたか?
ヘナってオレンジにしかならない。
と思っていたけど、インディゴをmixすると結構色んなパターンがある事が分かったのではないでしょうか?

ただ何度もお伝えしていますが、自然素材(植物)を使ったヘアカラーですので、これまでのようにコントロールはできません。
長らくヘナ施術をしている私たちでさえ、最初はどうなるか100%はわからないのです。
また『1度で染まる』『色が豊富』といった謳い文句のヘナはケミカルヘナ(薬品入りヘナ)なので、ヘナをしてみようと思った理由をもう一度考えてみて判断してくださいね。
自分の好きなようには色が選べない。
とは言いましたが私達には経験則があります。
ご希望や避けたい事などを伝えていただくと、できる限り可能性の高い方向で進めていくことはできますのでぜひご相談ください。
ゆっくりじっくりですが、調整しながら一緒に続けてみましょう。
安全で奥深い植物染めの世界でお会いできることを楽しみにしております。
