朝がラクな艶髪は【ショートカット×ヘナ染め】で作れるのを知ってますか?

どうもこんにちは。

吹田市千里山で『天然ヘナ染めが得意な美容室マイフ』をやっています小牧健太です。

今日の内容は、

朝がとっても楽な【ショートボブ】と髪質改善ができる【ヘナ染め】の施術について解説していきます。

 

✔こんなお悩みがある方におすすめ

  • 頭頂部の方がペタッとする
  • 頭を小さく見せたい
  • 朝が楽なスタイルが良い
  • ホワホワしたクセがある
  • 艶が欲しい
  • ちょっと白髪が気になる

これらをカットとヘナだけで解決していきます。

記事の前半に〈施術解説〉、後半で〈オーダーする時のポイント〉など解説していきます。

ショートカットとヘナ施術は差が出ます

評価

まず初めに、ショートカットとヘナ染めに関しては得意な美容師さんを探して施術してもらう事をおススメします

その理由は、『仕上がりに差が出やすい』からです。

“ショートカット”
ロングやミディアムよりも骨格、生え方、クセなどの影響が出やすい為、それを理解できずに切ると収まりにくかったり場合によっては切る前より見栄えが悪くなる事も。「髪を切ったのに余計に広がった」という経験ありませんか?
“ヘナ染め”
そもそも天然ヘナとケミカルヘナを熟知していない美容師さんも多く、その場合危険を伴う恐れあり。また色味に関しては自然のものなのでそこまで操作はできないが髪質改善効果は、〈塗布・流し方〉で大きく差がでるので注意が必要。詳しい説明のないままヘナ染めをして、よく解らないまま断念していくケースがとても多いです。
もし失敗したくないと考えているならしっかり選びましょう。(選ぶ際のポイントは後半でお伝えします。)

まずは仕上がり(アフター)から

では早速今回の施術結果から見ていきましょう、その後に解説していきますね。

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

カットは『ショートボブ』で朝がなるべく楽になるように、髪の毛の自然な状態を見ながら切っています

トリートメントなど一切していませんが艶やかですね。

次にヘナの染まり具合です。

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ヘナのオレンジが鮮やかに出るので、気になる人はインディゴを混ぜて施術するといいでしょう。

こちらのお客様の場合は顔周り内側の白髪が多いところはインナーカラーのように色が入り、その他のまばらに白髪が生えている所はハイライトのような染まり方をしています。

カットとヘナのポイント《施術解説》

それではここからは施術前の状態と比較しながらカットとヘナに分けて解説していきます。

カット編

まずショートカットで僕が一番大事にしているのはひし形シルエットです。

それぞれ『1人1人に合うひし形』というのがあり、それをカットで作る事によって、【トップのボリューム、若々しさ、小顔効果】が格段に上がります。(マッシュルームカットなどはまた別)

今回のお客様のビフォー写真がこちら↓

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

全体的に下の方に重心が垂れ下がってしまっているような印象です。

これだと登頂部の方がペタッとしやすいという悩みが余計に際立ってしまいますし、頭が大きく見えてしまいますね。

特に身長が低い方はなるべく頭を小さくみせる様なシルエットを意識してあげると全体のバランスが整いやすいです。

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

この《ひし形のバランス》というのは人それぞれ変わるので自分の希望のイメージを伝えた上で美容師さんに相談してみましょう。

 

「でも私セット苦手なんですよね…」

 

そんな方でも大丈夫、ショートカットはカットがしっかり切れていればセットはそんな難しくありません。

よほどのクセ毛さんでなければ殆ど乾かすだけでOK。(くせ毛さん用時短スタイルもあります)

骨格やクセの見極めと正確なカットが扱いやすいショートカットの秘訣です。

ヘナ編

次にヘナ染めに関してですが、ヘナの持つ効果の中に収斂作用というのがあります。

これは髪の毛を引き締める効果の事で、ハリコシや艶などがある《強い髪の毛》にするために必要な作用です。

ヘナ施術において最も重要なのは、この作用をいかに上手に発揮させれるかだと考えています。

塗布方法や放置の仕方、流し方や使う物まで徹底的にこだわらないと逆に髪の毛が痛んでしまう事もある難しい技術です

 

わかりやすく施術前と後の二枚の写真を並べますので比較してみて下さい。(ズームにするとよく分かります)

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

ショートカットとヘナ染め

 

 

こちらのお客様はヘナのみを塗布して45分放置でトリートメントなどは一切していませんが、髪の毛が引き締まる事にによってホワホワしたクセがかなり収まっていますよね?

色味に関しては先程も言いましたが、多少であれば調節はできます。

 

ヘナによる髪質改善が特におすすめなタイプ

  • くせ毛さん(特に”波打つ系のクセ”の方)
  • 加齢と共にホワホワした毛が多くなっている人(いわゆるアホ毛・パヤ毛)
  • ペタッとしやすい猫っ毛、細毛さん

今回のお客様はこの3つが少しずつ全て含まれていたのですぐに結果がでやすいタイプでした。

美容師さんに注文する時のポイント

ここからは実際に美容室に行ってオーダーする時のポイントをまとめていきます。

行く前にまずは一度考えてみるといいでしょう。

カット編

ショートカットでカウンセリングの時に僕が必ず聞くポイントが4つあります。

  1. もみあげ(フェイスライン)の長さ
  2. えり足の長さ
  3. 前髪の有る無し
  4. 全体的なシルエット(シャープな印象か丸い感じかなど雑誌などでイメージを共有)

この4つをオーダーできれば理想のスタイルにグッと近づきます。

ヘナ編

何よりもまずはヘナが得意な美容師さんを調べましょう。

ネットでもいいですし、一度カットで来店してみて聞いてもいいです。

因みにお店選びの裏技としては【ヘナ”も”やってる】より【ヘナ”を”やってる】といったお店を探すのがいいでしょう

この違いはかなり大きいです。

それから実際にヘナ施術の時に大事なのは『何目的か?』をしっかり伝える事。

  1. クセの収まりを良くしたい
  2. ハリコシや艶を出したい
  3. 薄毛対策
  4. 白髪染めなどの痛まないカラーとして使いたい

 

ご自身が【何目的でヘナを始めるか】で使う物が変わってきます。

ヘナだけなのか、インディゴやアワルも使うのか…

何が目的か明確になっていたらプロとしてそれに合わせた施術方法のご提案ができますし、理想の状態になるまでの必要な期間等もおおよそですが提示できるので継続しやすいかなと思います。

経験上途中で挫折した経験のある方の原因の1つに、美容師さんからの事前説明が足りていなかったというのが意外と多いです。

なので目的に合わせてメリットだけではなくデメリットも事前にしっかり聞いておくことをおススメします

メリットデメリット

まとめ

いかがだったでしょうか?

今日は僕が最も得意とする2つを解説してきました。

ショートカットは注文するポイントに気を付けてみる

ヘナ染めはお店選びと目的を明確にする

 

正直ヘアカラーの失敗談はあまり聞かないですが、カットの失敗談とヘナの挫折した経験話はよく耳にします。

何度も言いますが「それだけ差が出やすい技術」なんですね。

ぜひ参考にしてみて下さい。

 

ヘナ染めでオレンジが嫌な人はこちら▼

【ヘナとインディゴのミックスで染めるべき人】とはどんな人なのか?

ショートカットの事をもっと知りたい人はこちら▼

カットの上手さはショートでわかる?