《ヘナシャンプー》や《ヘナ入りトリートメント》は意味あるの?

どうもこんにちは。

吹田市千里山で『天然ヘナ染めが得意な美容室マイフ』をやっています小牧健太です。

 

ヘナが得意と謳っているのもあって、色々質問を頂く事が多いのですがそんな中から今回は

ヘナ入りシャンプー&ヘナ入りトリーメントってどうなの?

について当店の見解を解説をしていきます。

ヘナシャンプー 千里山 美容室 

ネットで調べると出るわ出るわ、意外でしたがこんなにもヘナ成分入り商品って種類が多いんですね。

✔この記事でわかること

  • ヘナの事
  • ヘナ配合商品について
  • 正しいシャンプートリートメントの選び方
  • 綺麗な髪をつくる為の新しい選択肢

是非最後まで読んでみて下さい。

結論:否定はしないがおススメもしない

まず結論からお話しすると、ヘナ入りのシャンプーやトリートメントは「別に使わなくてもいい」です。

そもそも選ぶ人というのは何故”ヘナ入り”を使おうと考えていますか?

ヘナシャンプー ヘナトリートメント 美容室 マイフ

恐らく以下の理由が多いと思います。

『ヘナは髪に良いって聞いた』

『ヘナは自然のものだから染めても痛まないと思った』

確かにヘナは髪や肌にとって良い効果効能を備えたハーブですが、皆さんが思っている様な簡単便利なものではないんです。

ましてやシャンプーやトリートメントにちょっと入ったぐらいでは正直その効果は薄いでしょう。

ヘナは年齢と共に現れやすい悩み《白髪・ボリュームダウン・パサつき》などを解消するにはもってこいですが、使うならちゃんと使わないと逆に髪の毛がギシギシになったり今より扱いにくくなる可能性もあり得るものなので、もし高濃度でヘナが含まれている商品があるなら注意して使用するべきでしょう。

ヘナって何?

案外よく知らない人も多いと思いますので、ここで改めて「ヘナって何なの?」を簡単にまとめておきます。

詳しく知りたい方はこちらの方が沢山情報がありますよ→《ヘナを使った白髪染め初心者におすすめ記事9選

 

【ヘナ(henna)】自然界に自生するミゾハギ科の植物で、主に白髪染めや髪のトリートメント、頭皮パックエステなどで広く用いられています。

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3つの特徴
  1. オレンジの色素で白髪を染めれる。(毛染め)
  2. タンニンという成分が毛髪を引き締め、強化補修してくれる。(ハリコシ)
  3. ローソンという成分により髪のコーティング保護をしてくれる。(艶)

 

いっけん良い事だらけのヘナ、しかし人によってはデメリットとなり得る事もあるので違う視点からも正直に解説しておきます。

デメリット
  1. 色味が選べず、白髪にしか染まらない(黒髪はそのまま)うえに一度ではしっかり染まらない。またカラーチェンジする際に手間とリスクが伴う。
  2. 髪のダメージが強い人に使用すると最初はギシギシになりやすく(ヘナショックと云う)従来のトリートメントの様な即効性はなく期間・回数が必要。

結局ヘナ入り(色が付く?)シャンプーやトリートメントって何なのか

今回ヘナ入り製品を調べていると結構しっかり色が付きそうな商品もあったり、「全然染まらなかった」というお客様の意見もあったり…

当店の見解としては【植物成分配合のシャンプートリートメント】といったところで、ヘナじゃなくてもよくある植物系の商品と同じ位置付けです。

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実際全ての商品を使ってみたわけでは無いのでハッキリした事は言い切れないですが、基本的にヘナを混ぜてもしっかりは染める事は出来ないですし、もししっかり染まるなら何かしら着色を促す化学薬品が混ざっているでしょう。しかしそれではせっかく【健康的に毛染めをしたい】という想いとは矛盾が生じてきますよね。

逆に「しっかり染まらなくても良い」ならもはや敢えてそれを使う必要性が見当たらなくなってしまいます。

髪の毛を少しでも良くしたいと考えているのでれあれば、ヘナ入りトリートメントではなくまずはヘアカラーなどを辞めてみて、即効性のあるものを配合している商品(トリートメント)を使った方が断然良いと思います。

正しいシャンプートリートメントの選び方とは

ではここからは《正しいシャンプートリートメントの選び方》について触れていきます。

まず最も重要なのはシャンプーです。

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僕はお客様から「髪の毛を綺麗にしていきたい」とご相談をうけるとまず必ずシャンプーを変えるようおすすめします。

意外と皆さん軽視しがちで、シャンプーを”ただ髪を洗うだけのもの”と思っていませんか?

でも実はその行為で、髪を傷めているかもしれないのです。

というのも一般的に市販されているシャンプーの洗浄力は過剰な場合が多く、食器洗剤やハンドソープでも洗浄成分が強いと手が荒れたりする事があると思うのですが髪でも同じ事が起こっていると考えて下さい。

髪の毛は肌よりもデリケートですので、常に〈荒れやすい状態〉だと思ってもらっていいでしょう。

なので艶々で綺麗な髪の毛を作る第一歩は、これ以上傷めない事。

そうなると毎日使うシャンプーを見直す必要性が出てくるはずです。

因みに当店でヘナ施術をするお客様には普通のシャンプーは使用せず、【ハーブ】と【クリーム】で極限まで髪に優しい洗髪方法をとっています。

次にトリートメント選びに関してのポイントは【重さ】だと僕は考えています。

どうゆう事か説明しますね。

ここで云う”重さ”とは、仕上がりのサラサラ感やしっとり感、ふんわり感やハリコシといった”ご自身の髪の体感”の事です。

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髪の補修やコーティングが主な目的のトリートメント、どのメーカーもそこまで大差ない様に感じていますが仕上がりの【重さ】には相性や好みがあると思います。

いくらダメージが強いといっても細毛さんでベタベタになってしまうものではNGですし、逆にパサパサ乾燥しやすい人にはある程度の重さがないと髪の毛が収まらいですよね?

なのでトリートメントに関しては色々試して自分の好きな【重さ】(触り心地)モノを探してみるか、美容室で自分に合う物を紹介して貰うといいのではないでしょうか?

 

ヘナはシャンプーやトリートメント要らずの髪になれる

ここまで解説してきましたが、ヘナに興味があってヘナ入りの物を使ってみようと考えているならば、純粋なヘナ施術とは全くの別物と考えて使用してもらった方が良いと思います。

もしあなたが年齢による髪の変化《毛が細く、艶が無くなり、痛みやすくなった》に本気で悩んでいるなら”ヘナ入り商品”ではなく【ヘナ】をした方が良いですよ、これは断言します。

ヘナを続けていくと、頭皮の皮脂バランスも整いやすくなりますし、髪にコシや艶が出てくるのでシャンプートリートメント類に頼らなくてもいい自然で美しい髪になれます。

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実際に長く継続されている方の多くは【毎日シャンプーしないしトリートメントは一切使わない】という方が多いです。

どうしても色が気になるならば、インディゴを混ぜたり無色のヘナ(アワル)を使うなどの方法をとったりもできますし、他にもヘアカラー後にトリートメントの要領で短時間で施術して少しづつ髪質改善していく方法などもあります。

植物の天然色素を使うので選択肢が少ないのは事実、なのでしっかり染めたいなら”ヘナ配合”とかではなく普通に”カラートリートメント”などを使った方がいいでしょう。

今の一瞬だけではなく、より長く綺麗に居続ける為にはどうすればいいのかを考えてみるのもいいかもしれませんね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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