【美容室で男のヘナ染めデビュー】40日間の経過写真と施術解説。
どうもこんにちは。
吹田市千里山で『天然ヘナ染めが得意な美容室マイフ』をやっています小牧健太です。
最近少しづつ問い合わせの増えている”メンズヘナ”
僕もそうですが
禿げたくないのでなるべく頭皮には優しいものを使いたい
と考える男性は多いのではないでしょうか。
実は天然ヘナは肌や髪に優しい白髪染めとしてだけではなく、“髪のハリコシ”を出したり“頭皮環境”を整える力があるので《男性特有の悩み》にはピッタリなんです。
むしろ普段から自分自身もヘナをしている僕からしたら「男性こそヘナをした方が良いよ」と声を大にして言いたい。
しかしいざやってみようと調べてみても、色んなヘナがあるからどれがいいのかよく分からないし面倒くさい。
今回はそんな人に向けて
【男性のヘナ施術解説】と、〈男性目線でのヘナの魅力〉を解りやすく簡潔にお伝えします。
※勿論メリットだけではなくデメリットありますのその辺もしっかり解説していきます。男性の場合はデメリットを解消する方法もあるので是非最後まで読んでみて下さい。
先に施術結果の写真をみたい人はココから飛べます▼
デメリットとその解消方法はココから▼
男でもヘナ染めが出来る美容室とは
よくある質問なのですが、
「男性でも美容室でヘナ染めをできるの?」
ほとんどの美容室が可能だと思いますが、選ぶ際のポイントは2つです。
- 【男性でもヘナ染め出来る美容室の見分け方】
- 女性専用美容室では無い
- ヘナ専門店もしくはヘナ染めが売りのお店
女性専用の場合は勿論ですが、肝心なのはヘナに精通してそうかどうかが大事だと思います。
何故精通してるかどうかが重要なのかを次でお話しします。
ヘナの選び方
ヘナは実は大きく分けて2種類あります。
- 天然100％ヘナ
- ケミカルヘナ
この２種類の違いが”大きすぎる”ので、ヘナに詳しい美容室や美容師さんに施術してもらう事をおすすめします。
殆どの方がヘナを選択する理由に”髪や肌に良い”というのが挙げれられると思うのですが、ケミカルヘナだと化学薬品が混ざっているので矛盾が生じてしまいます。
逆に天然100％のヘナは”髪や肌に良い”のですが自然のものゆえの知っておくべきポイントがあるので、事前にしっかり説明をうけて納得してから施術に入らないと不満足につながりやすいものです。
また植物アレルギーがある方はヘナ施術ができない場合もあります。
これらの理由からヘナに詳しい美容室を選びましょうということです。
【男性ヘナ施術例】1回目
それではここから施術解説に入ります。
今回のお客様は５０代の男性、ヘアカラーなどは一度も経験がなく周りの方にヘナが体や髪に良いと聞いて当店にお越しくださいました。
トータル《４０日間で３回のヘナ施術》を行いましたのでそちらをご紹介します。
白髪量はそんなに多いわけではないですがチラホラとある程度。
髪質改善でボリュームアップも期待できそうです。
＝結果＝ ※今回はカットもしました。
正直大きな変化はないですが、白髪の部分に少し色が入ったことによって黒っぽさが出た印象です。
特にもみあげの白髪を気にされているのですが、少しだけホンノリ染まりました。
頭頂部の方ですが、ヘナの収斂効果(髪の毛を引き締める効果)で少しクセのホワホワ感が弱くなったように見えます。
【男性ヘナ施術例】2回目
前回から丁度2週間後の状態がコチラ。
やはりもみあげに白髪が目立ってきています。
頭頂部の方もクセでまとらなくパサっとしています。
＝結果＝ ※今回はカット無し
横の毛は短いので解らないですが頭頂部の長い部分は艶感が出ました。
実際に乾かしていて立ち上がりも良くなっている様に感じます。
気になるもみあげ部分ですが少しづつですが前回より染まっています。
ヘナ染めにおいて焦りは禁物、じっくりゆっくり染めていくのが鉄則です。
少し肌にも色が付きますが、1日経てば気にならなくなりますのでご安心を。
【男性ヘナ施術例】3回目
3回目はコロナの影響で少し遅れてしまい1か月後となりました。
ヘナを使った白髪染めの最初はできれば2週間おきが理想ですが、もし来れそうにない時はお家で気になるとこだけ“セルフヘナ”もありです。
まずは来店時の状態から
やはり気になるのはもみあげの白髪ですね。
お客様自身も「髪のハリコシが少しアップした気がする」と仰っていました。
＝結果＝ ※今回はカットもしました。
気になるもみあげ部分も三回目の仕上がりがコチラ
ヘアカラーの様に脱色する力がないので柔らかな染め上がりですがその分お肌優しいので安心して何回でもできます。(白髪ってすぐ生えてきちゃいますからね。。。)
ヘナとインディゴを混ぜました
ヘナ染めをする時、ヘナだけではなくインディゴという植物を混ぜて施術する事はよくあります。
※インディゴに関する記事はこちら。
どちらも効能は似ていて天然の植物100％なのですが、【ヘナはトリートメント効果が高く】【インディゴは暗くしやすい】といった様な特徴があります。
今回のお客様には3回ともヘナ：インディゴ〈40％：60％〉で施術しました。
ヘナだけだともっとオレンジ色の赤味が強く出ます。
男の人がヘナ染めする場合はインディゴが必須になってくると思います。
男性に嬉しいヘナの3つのメリット
男性にヘナをおすすめする理由は
- ハリコシが出る
- 頭皮環境を整えれる
- 白髪をぼかせる
天然ヘナやインディゴを使った施術は年齢と共に現れる男性特有の悩みに対してのケアを網羅しています。
特に髪の毛の立ち上がりは絶対に実感できるのでぜひ試してみて欲しいところですが、やはりデメリットもあるので解消方法とあわせてお伝えします。
ヘナ染めのデメリットと解消方法
ヘナ染にもデメリットが2つあります。
今回の施術記事を見て既に感じた方もいるかもしれませんが
- しっかり染まる訳ではない
- 時間がかかる
恐らくヘアカラーによる白髪染めに慣れている人や、白髪の量が多い人にはヘナの染まり具合に満足できない方も居るかもしれません。
ヘナは施術時間も長い(45分程度放置する)ですし、最初は3回集中的に染める必要があるのでその辺も男性は特にめんどうに感じやすいように思います。
解消方法
ヘナ染めは基本的に脱色能力のない自然の葉っぱを使って染めるので染色能力はかなり低いです。
なのでヘアカラーと同じような染め上がりを望むのであれば叶えれません。
とはいえ出来る限りでいいからしっかり染めたい場合にすることは、【時間を長く置く】【セルフでも行う】です。
ヘナカラーは時間を長くおいても髪や肌を痛める事はありませんので最長3時間ぐらい置くと最も染色能力が高まります。
「えっ、美容室に3時間も居るの?」
と思った男性諸君におすすめな方法が、『塗るだけヘナコース』
これは文字通りヘナを塗布しラップで包んでからタオルやニット帽をかぶりそのまま帰宅して好きなタイミングで家で流すというコースです。
時間とお値段のコスパを考えて作られたメニューです。
髪の長い女性では少々難しい場合もありますが髪の短い男性ならタオルを巻いて帰れてしまうので、3時間置くことも可能になります。
そしてこれが出来てしまえばもう1つのデメリットである【時間がかかる】も同時に解消できてしまいます。
染まり具合さえ納得してもらえるなら男性はぜひ『塗るだけヘナ』に挑戦してみてください、きっとハードルが一気に下がりますよ。
それから“セルフヘナ”に関してですが、ヘナはお湯で粉を溶くだけで色味も決まっているので難しくありません。
顔周りの目立つとこだけご自分でも定期的に行ってあげるとよりしっかり染める事が可能です。
まとめ
いかがでしたか?
染める能力は低いが髪質や頭皮に良いヘナ。
最後に同じ男としてアドバイスです。
『絶対髪の毛はあった方がいいです。白髪染めはホドホドにして髪の毛を大事にした方が歳をとっても間違いなくカッコよくいれます！』
ぜひ今後の参考にしてみて下さい。
※男性のヘナ施術の記録写真はかなり貴重だと思うのでぜひアップにしてみたりしながら検証してみて下さい。
《一回目》
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