《ヘナ白髪染めの頻度》は写真で見るのが早い、最もよく染まるのは?
どうもこんにちは。
吹田市千里山で『天然ヘナ染めが得意な美容室マイフ』をやっています小牧健太です。
ヘナでの白髪染めをこれからやってみたいと考えている人も、既にヘナ染めをしている人も気になるのが【染める頻度】ではないでしょうか?
「しっかり染める為にはどれくらいのペースがいいのか?」
「どのくらい染まるのか?」など
今日は【ヘナ白髪染めの頻度】を写真で比較検証してみようという内容です。
正直ヘナに限らず白髪染めの丁度いい頻度なんてのは人それぞれです。なのでこの記事内の写真を比較してみて自分の丁度良さそうなペースを決める参考にしてもらえれば幸いです。
※因みに当店ではヘナに切り替え初めだけ《頻度を指定》しています。最後にその理由もお伝えしますね。
そもそも白髪染めの頻度に正解はあるのか?
結論から言うとヘナ染めもヘアカラーも【白髪が我慢できなくなってきた時が染めるタイミング】なのですが、実際ネットなどで調べてみるとヘナの染める頻度は毎週だったり月1だったり幅広いですよね。
正直髪の伸び具合も人それぞれなので正解は無いのですが、僕的に不正解はあるのでそれをお伝えしておきます。
ヘナ染めの頻度においての不正解、それは”擦り込む・揉み込むなど乱暴な塗布方法で月に2回以上行う”です。
説明していきますね。
まず大前提として、いくら髪や肌に良い天然ヘナといえども丁寧に上手に塗らないと髪は傷みますし頭が痛くなってしまう原因になる事もありえます。
僕達の様にヘナを良く扱うプロの美容師さんであれば、毛の生え方や向きなどを考慮し、塗布の仕方にも工夫や技術があります。
しかし何も知識の無いまま髪や頭皮に擦り込む様に塗ったり、強く揉み込むといった雑な塗布方法を頻繁に行うのは正しいと言えないでしょう。
逆に〈優しく丁寧に適量〉を塗布するのであれば、毎週行ってもいいくらいですしその方が色味も重なっていきどんどん綺麗に染まっていきますよ。
逆に面倒だからできるだけ染めたくない人は今回の写真を見てどのくらいまでなら自分が許せるか参考にしてみて下さいね。
前回ヘナで染めてから10日~40日経過した事例
それではここからは実際のお客様の写真を元に、ヘナ染めをして白髪が伸びて来たらどんな感じになるのか見て行きましょう。
こちらのお客様は”ヘナデビューコース”(ヘナに切り替え中)なので頻度としては早めです。
しかし最初の内は色落ちも早いのでこのぐらいのペースで染めた方がいいでしょう。
ヘアカラーから切り替え中のお客様で、伸びてきた白髪と以前にされていたヘアカラーとの境目が目立ちやすい状態です。
このような場合はインディゴを混ぜて毛先を少し暗くしながら2週間おきぐらいにヘナ染めするのが好ましいでしょう。
インディゴを混ぜると白髪の部分は緑っぽく染め上がりますが、2,3日でブラウンへと変化していきます。
ヘナ歴3ヶ月以上の色味が安定してきているお客様です。
大体20日~40日感覚でいつも染められています。
白髪量は多いですが全体的にまばらに生えているので伸びて来た白髪も気になりにくい方だと思います。
何より艶が素晴らしいですね、ヘアカラーで染め続けていると出せない天使の輪が出ています。
※前回染めた後を撮っていなかったですゴメンナサイ。
クセがありホワホワした毛やうねる毛もあるので髪質改善をメインに考え、ついでに白髪もちょっと染まればいいくらいの感覚でヘナ染めされているお客様で白髪量は多めです。
『毎日トリートメントをしっかりしなくてもヘナで収まる』ということで3週間~1カ月ペースで施術させて頂いてます。
こちらのお客様もヘナ歴が長く色味が安定している状態で、いつも1か月から1か月半のペースで染めています。
白髪が固まって生えていなければ1か月半くらいでも耐えれる場合もあります。
『染めた日からの色の変化が良い』と楽しんでヘナをされています。
白髪染めなら”3週間に1回”が現実的かつ効果的
ここまで見てもらった写真でもわかるように、白髪の量・生え方(集中的or分散してる)などによっても染めるべき頻度は様々ですが、ヘナ染めであれば3週間に一度染めてあげるのが最も好ましいと僕は感じています。
最低でも月1回のペースを守ってあげるようにしましょう。
髪の毛は1ヶ月で約1㎝伸びます、大体そのくらいの長さになると周りからも気づかれやすくなってくるのでその前に染めてあげると常に綺麗な状態で居れますね。
インディゴを使う
ヘナ染めでしっかり染めたいと考えるのであればインディゴをミックスする事は必須です。
いつも特に理由は無く〈ヘナのみ〉で染めている人でもっと白髪を目立させたくないと考えている人は是非次からミックスしてみて下さい。
▶【ヘナとインディゴのミックスで染めるべき人】とはどんな人なのか?
ヘナにはオレンジ色の色素、インディゴには青色の色素が含まれています。
※左がヘナ、右がインディゴ
このように比べて見た時に青色の方が暗く見えるので、白髪にもしっかり染まってるように見えやすくヘナ白髪染めの際にはよく使われます。
どちらも天然の植物でアレルギーさえなければ髪や肌に優しく効果効能も似ているので上手く使えばヘナ施術の幅がぐっと広がります。
インディゴを混ぜた場合の染め上がりは緑っぽいですが2,3日でブラウンへと変化していきます。
ヘナを始めたての人は2週間
当店でもヘナに切り替える時やヘナデビュー初期の頃は、2週間以内に染めるのを最低3回繰り返す事を条件としています。
これは絶対です。
その条件がカウンセリングで厳しそうならヘアカラーにしたり時間をとれる時に再チャレンジしてもらうようにしています。
でないと中途半端に挑戦してもせっかく良い物なのに効果を感じれずに辞める事になってしまい、とても勿体無いからです。
それだけヘナやインディゴなど天然のハーブ(植物)を使った毛染めは従来の化学染料とは勝手が全く違うという事を理解しておくことが重要です。
今までの白髪染めの感覚は捨てる
当店にお越し頂いているお客様の中にもヘナ染めからヘアカラーに戻された方もいます。
そうゆう人達の共通点は『白髪の染まりが満足できない』です。
どうしても従来のヘアカラーの染まり方が頭から抜けないので、そこと比較してしまいヘナの染まり方では満足できなくなってしまうのです。
まずは今までの白髪染めの感覚を捨てて新しい価値観に向かう姿勢がヘナ染めでは大事になってきます。
そしてそこの価値観さえ変化できたなら、必ず髪の毛は艶々のサラサラで他人から褒められるようになりますよ。
まとめ
今日は【ヘナ白髪染めの頻度】について写真と共に紹介しました。
雑に塗ったりせず丁寧に行えばヘナで髪や肌を痛める事はありませんので頻繁に染めても大丈夫。
逆に面倒くさくても1か月に一回はやるようにしましょう。
天然の植物は一回で完璧にはなりませんが、重ねていく事でその効果を発揮しますので焦らず地道に続けて行きましょうね。