ヘナをして薄毛になるなんて事は無い、それよりも○○を辞めるべき。
どうもこんにちは。
吹田市千里山で『天然ヘナ染めが得意な美容室マイフ』をやっています小牧健太です。
本日の内容ですが、こんな噂を耳にしました。
「ヘナをしていると薄毛になっていくって本当?」
まぁこんな話がでる原因もなんとなく想像がつくのですが、ます結論から申し上げます。
【ヘナをして薄毛になる】は全くもって誤情報です、あり得ません。
もしそうなったという方が居らしたらきっと別の原因があるはずです。
なので今回はその間違った情報を正しく解説していき、何故そのような噂になったのか考察していきます。
そもそも薄毛の原因って?
まずは薄毛になる原因をおおまかに分類します。
薄毛の原因
- 遺伝
- 老化
- 精神的要因や病気など
- 薬品類(ケミカル)の外的要因
これらを踏まえると、従来の“ヘアカラー”や”パーマ剤”などの薬品が薄毛の起因となる可能性は十分ありえます。
しかし『ヘナ』はというと、そもそも薬品でもありませんが化学的に見ても薄毛になる原因には該当しません。
ヘナとは草です、草を粉状にしてお湯や水で溶いただけのものです。
もし自然の草で肌に付着する事で甚大な被害をもたらすような有毒性のあるものがあれば、特別な許可なしに製造販売、使用などできるはずがありません。(※アレルギーの類はまた別です)
恐らく【ヘナが薄毛になる】といった間違った情報が流れている原因は“ケミカルヘナ”の存在が大きいです。
天然ヘナとケミカルヘナ、危険なのは…
世の中には色んなメーカーからヘナが出ています。
インド産が主流ですが国内産のもの少しあったり、当店で取り扱っているインディーハーブスヘナでは最近モロッコ産ヘナにも力を入れています。
しかし肝心なのはメーカーや原産国よりも、天然100%であるかどうかが大事になります。
「ヘナの染まりをもっと良くしたい」
「もっと早く染めたい」
こういった消費者の要求に応えすぎるあまり、〈薬品を混ぜて販売されているヘナもある〉のが現状です。
天然のものだから安心安全だと思って使用していたのに、カブレてしまったといった事件もあったので【ヘナをし続けると薄毛になる】なんて誤解が生まれているのかなと思います。
薄毛に悩んでいるならまずすべき事
近年は男性だけではなく女性の薄毛の悩みも非常に増えています。
食生活や環境など考えられる要因はいくつかありますが美容師としての観点からアドバイスするならば「頭皮を労りましょう」。
どうゆう事か説明しますね。
頭皮を労るといって皆さんがすぐ思い浮かぶのは「頭をマッサージすればいいの?」「頭皮用のシャンプーに変えればいいの?」といった感じではないでしょうか?
確かにそれも間違ってはいませんが今回お伝えするのはもっと本質的な事です。
《薄毛の人がまず取り組むべき事》
- カラーやパーマなど一切のケミカル施術を辞める
- シャンプーを辞める
えっ?と思うかもしれませんが、まずは何かを”する”のではなく辞めるという事が大事になります。
カラーなどは頭皮には良くないだろうなと何となく感じてはいたでしょうが、実はシャンプーも良くありません。
特に洗浄力の強い市販のシャンプーで毎日頭皮をこするなんて行為は最悪です。
基本はぬるめのお湯でしっかり流す、これだけです。
ワックスが付いていたり、焼き肉帰りなんかは流石に泡立つシャンプーを使わないと取れませんが基本的な汗や汚れなどはお湯でしっかり流すだけでとれます。
むしろ皆さんは必要なものまで洗い流しすぎなんです、もし髪や肌の事を第一に考えるのであればまずは上記の2点を辞めてみましょう。
美容師から見る薄毛さんの特徴
次に僕が美容師として15年以上色んな髪の毛を触ってきてわかった事ですが、【薄毛さんは細くてコシが無い】のが特徴です。
確かに脱毛してしまっていると現在の化学では元に戻す事はできませんが、毛量が少ないとしても生えている毛があれば細さやコシは改善する事ができます。
それが改善できると見え方が変わるので、治るわけではありませんがコンプレックやストレスはかなり軽減されるでしょう。
なので普段の営業でもよくお客様にお伝えしている事なのですが
『薄毛に悩んでいるならヘナをするべき』だと思います。
天然ヘナには髪の引き締めコーティングする力があり、太く強くしていけるので薄毛さんの特徴にピッタリなのです。
ヘナは色が少ない
じゃあ実際ヘナをやってみようと調べるとぶち当たる壁が色の問題。
- ヘナ:オレンジ
- インディゴ:ブルー
- ミックス:ブラウン
この3色だけ。
ですがこれらは白髪の量によってその見え方は大きく変わります。
白髪が多い人はオレンジだと鮮やかになりすぎたり、逆に白髪が少ない人にブルーだと暗く見えたり。
もし薄毛に悩んでいて白髪が無い人はヘナのみ。
白髪のある人はミックスしたブラウンがいいでしょう。
基本的にヘナは白髪にしか色を付きませんので不安な人はブラウンを使えば失敗は100%ありません。
他にも〈無色のヘナ:アワル〉というのもありますので興味がある方は下記もご一読下さい。
ヘナでトリートメントをお勧めする3つの理由と《無色のヘナ》について
まとめ
いかがっだでしょうか?
ヘナは薄毛になるどころか、薄毛の悩みに効果的だという事が解っていただけたかと思います。
実際に当店でも、毛染め以外にも薄毛対策としてのヘナを希望されてご来店頂くケースが増えており、すぐに結果でるものではありませんが、皆さん確実に変化していってます。
まずは今ご自身が行っている事が果たして髪や頭皮にとって良いのかを考えて、マイナスになりそうな事は1つずつ無くしていきましょう。
ダイエットと同じで、よくよく考えたら日常の中で原因になってそうな事っていっぱいあるはずですよ。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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