ボランティアカットを始めるきっかけVo,1【インド一人旅での経験】
どうもです。
大阪吹田市千里山で美容室Maifマイフをやっております。小牧健太です。
以前こんなブログをあげました
募集だけするのもアレなので、
今日は
【僕がボランティアカットを始めたきっかけ】
について書いていきます。
●インド一人旅での経験
●自分の生い立ち
2回にわけて書いていきます。
今回は
【インド一人旅での経験】
インド旅まで
20代の頃、
バックパッカーに憧れて海外を一人旅するようになりました。
あっ右のロン毛が僕です
その中でも大きな転機となったのがインド一人旅
当時の僕は新しい美容室に転職したけどなかなかいい結果も出ていませんでしたし、そもそも美容師としての方向性にも迷っていました。
数字を追っかける美容師にもなれない
コンテストで賞をとりたいとも思わない
美容師の正解みたいなのがどうも理解できなかった時期です。
そんな感じだったのでモヤモヤはしていましたが旅は好きだったので、旅人の1つの大きな通過点と言われているインドに行くことにし、同時にその旅の目的の中に
【ボランティアカットをする!】というのを入れて旅立ちました。
最初はマネから
旅をしながらカット・旅の中でボランティアカットをする、というのはぶっちゃけると真似です。
ヘアカットしながら世界一周をしてた人に憧れて思いついただけです。
最近でこそ美容師さんが旅をしながら路上でヘアカットをするというのも見かけるようになってきましたが当時はほぼ居ませんでした。
なので皆からは「凄い」とか「カッコいい」とか言ってもらえたもんです。w
大概の人は凡人です。
だからコッソリ真似して後で言いたかったら言ってもいいし
そのまま【何かが降ってきた感】で突き進むのもありだと思います。w
何もしないよりまし
ベビーマザースクールでカット
旅の話に戻ります。
インドのバラナシという所に
日本の旅人界の有名人、高橋歩さんが建てたベイビーマザースクールというフリースクールがある事を知っていたので事前にメールでカットしたい旨を伝えて招きいれて貰いました。
ここは学校に通えない子供達の為のフリースクールで日本人のスタッフさんも多くいました。
スタッフさんが気を利かしてくれて1人のインド人の男の子を切らせてもらえる事になりカットしましたが、
今だから言えますがその時の僕はガチガチに緊張していて正直満足いくカットをしたかと言われるとNOです。
ただその瞬間はテンパっていたし何も考えれなかったですが、その日の夜、宿泊していたゲストハウスの屋上でボーっとしながら
《美容師っていいな》って思えたんです。
ボランティアカットというカタチ
この時はボランティアカットと言えるほど大した事は出来なかったですが、
美容師×社会貢献
美容師としての将来がモヤモヤしてましたが初めてシックリくるものが見つかったような気がしました。
どれだけ貧困だろうが
人はより綺麗によりカッコよくなりたいと思うはず。
その欲望を叶えれる人は美容室に来る。
でも願望はあっても来れない人達の所にいって叶えたい。
『ボランティアカットというカタチ』が
僕の美容師としての柱にこの時期決まりました。
何故児童養護施設なのか
このインドでの経験から見つけた
美容師×社会貢献。
その中でも児童養護施設へのボランティアカットを選んだのは僕の生い立ちが大きく影響しています。
そちらは次のブログで詳しく書くとして、
児童養護施設という場所は現在、虐待により親元から離れて生活・入所してる子供達が多いです。
その他にも経済的状況でやむなく別々の生活してる子達もいます。
ただどうゆう理由であれ、子供が悪いって事は100%無いです!!
大人であれば自分の行動が招いた結果なんて事が多いとは思いますが
(中にはそうではない人も多数いますよ)
何も悪いことをしていない子供達、これから何にでもなれる子供達に関わっていきたいというのが児童養護施設でボランティアカットをする理由ですかね。
ボランティアカットするようになって変わった事
これは僕の中では明確にあって
美容の技術、美容師という仕事により真剣に向き合うようになった。
何故か?二つ理由があります
1、子供のカットは難しい
2、ボランティアカットを続ける為には美容師であり続ける必要がある
第1に子供って髪質も難しいし、骨格もまだ定まってなかったりするし何より動く。
なので理論をしっかり把握して最短ルートで、しかもあやしながら切らなくてはいけません。
皆さんがどうかわかりませんが僕には難易度高めです。
第2に、美容師であり続けるには、どうしなくてはいけないのか?と考えた時
やっぱり売上なんですよね、売上が無いなら店も無くなるしそうなると自分も美容師を続けれれなくなるんです。
なので今まで避けてきた数字にも向き合うようになりました。
売れっ子美容師じゃなくていい
コンテストで受賞してなくてもいい
でもお客さんあっての仕事なので、お客さんに支持頂けるように全力で努力する。
そしてその先に見るものは自由でいいと思う。
その先に見据えるものを【ボランティアカット】とするのも結構ありですよ?
Vo,2へ続く、、、、、
今日も読んで頂きありがとうございました。